ディズニー映画とディズニーランド

今日観た映画は、『モアナと伝説の海』。

ディズニーアニメは面白くないことがないので、だいたいチェックしている。

ピクサーだと、映画館で観なきゃって気持ちになるんだけど、そうでないのはDVDが発売してから観ることが多い。

正統派であるディズニーは、面白いけど私好みではないというイメージをもっている。

ディズニーが嫌いとかでは全くなくて、ディズニーランドとかめっちゃ行くし、大好きなんだけれども。

明るく楽しくポジティブにキラキラ〜みたいなのが、自分のテンションに合わないのだ。

一日パークを楽しみまくっても、夜のショーとかを観ると辛くなる。

夢の世界と自分とのギャップが強すぎて、シュンとしてしまう。笑

あと、小さい頃から感じていたことがある。

パークに着くとすごく緊張するのだ。

怖いと言っていいほどに。

自分以外みんな楽しくなって、置いて行かれたらどうしよう。

この中ではぐれたら、自分がいなくなったことそっちのけで楽しんで、誰も見つけてくれないんじゃないだろうか。

周りにいる人もとっても楽しそうだから、迷子に気づかず助けてもらえないんじゃないだろうか。

というような不安に駆られるのである。

はじめのうちだけのことで楽しさが勝てば不安は消えるのだが、大人になった今でも少しそんなような気持ちがよぎる。

非現実的な空間と、周りの勢いに圧倒されてしまうのだろうか。

とか色々言いつつも、ディズニーの世界観を楽しんではいる。

この間も、やはりDVD発売後だがズートピアを観てかなりはまり、ブルーレイを買ってしまった。

動物好きには、たまらない世界だ。

可愛くてしょうがない。

 

『モアナと伝説の海』も、期待通りハズレなしの作品であった。

特に、南の海の透明感、植物の濃く鮮明な色が美しかった。

実際の景色よりもずっと強い色なのだが、キツく見えない。

モアナ達が住んでいる島にある滝に隠れた入江、あんなところに行ってみたい。

海底のシーンも好きだ。

恐ろしい場所で毒々しい、美しいが一瞬の気もおけない。

けれど、気分の上がる色の中で暮らす住人達は案外楽しそうに思えた。

大海原に小舟でひとりぼっちのシーンの方が私的には怖かった。

伝説を元にストーリーが展開していくので、ファンタジーでも入り込みやすかった。

驚いたのは、ディズニーヒロインの定番である動物の相棒?が自分が予想していたキャラじゃなかったこと。

かなりの間、本当はやっぱりあの子なんでしょ?絶対そうでしょと思いながら観ていた。笑

それから、マウイがあまりに子供っぽいキャラだったこと。

たくましくて、威厳のある見た目とは全然違って面白かった。

登場するいわゆる敵キャラ達が皆憎めないのも良かった。

ココナッツの鎧の海賊カカモラが一体なんなのか知りたい。